聖地巡礼~鞍馬山へ~京都ひとり旅<さとり編>

ども なかちゃんです

前回につづき 鞍馬山への聖地巡礼 京都ひとり旅を、写真多めのブログ風にアップします

前回の記事はこちら↓

聖地巡礼~鞍馬山へ~京都ひとり旅<であい編>

今回は3日目の最終日 <さとり編>です

よろしければスキマ時間にどうぞ♥

3日目<さとり編>~最終日~

腹ごしらえ

腹が減っては戦が出来ぬ!まずは腹ごしらえをということで、ホテルを7:30に出発

この時間に開いてるお店なら、
やっぱり『やよい軒

朝食メニューは身体に優しいけど、今日は山越えに備えてガッツリ食べるぞ!と気合いを入れて『かきフライミックス定食』を、まずはもち麦ごはんでいただき、白米も軽くおかわり

季節限定(現在は販売終了また来年!)
なかちゃん
なかちゃん

案の定お腹はパンきち

よーし チャージ完了
いざ【鞍馬寺】を目指し出陣じゃ!

出発

地下鉄烏丸線

店を出て、目の前の地下道入口の階段をえっちらおっちら降りる

まずは地下鉄烏丸線 五条駅の改札内にあるコインロッカーにスーツケースを預けよう

終点の国際会館駅で預けても良かったんだけど、万が一空きがなくて預けられなかったら、鞍馬寺まで持っていくはめに…という危険回避のため、前日に予めロッカーの場所と混み具合を確認しておいたってわけ

なかちゃん
なかちゃん

行き当たりばったりのなかちゃんにしては珍しく用意周到

身軽になったところで無事 地下鉄に乗車

予定通り、国際会館駅 9:15発の
『貴船口・鞍馬行き』のバスに乗れそうだ

京都バス

地下鉄烏丸線 終点の国際会館駅に着くと、案の定みんな同じ方向に歩いていく

ちなみにこの駅のコインロッカーはバス停とは反対方向にあるので、五条駅で預けて正解ね

3番乗り場 52系統が『貴船口・鞍馬行き』
見ると既に10人以上並んでる!

お隣の2番乗り場に並んでる女の子は、京都産業大学の学生さんぽいな

バスは間違いなさそう

少しホッとして空を見ると、今のとこ天気は曇りだけど(着く頃にはきっと晴れるはず)という、晴れ女の根拠のない自信で心穏やかにバスを待つ

バスに乗り込み出発すると、改めてバスルートを教えてくれた和パレル楽次(らくじ)のおばあちゃんに感謝!

だってあとは座ってりゃ着くんだもん♪

電車で行こうとすると乗り換え2回か、または駅間を15分以上歩くかのめんどくさいルートだったからね

ほんと、出会いとお導き

窓から見える山々は、この時期まだ紅葉には早かったけど、その分寒さもなく快適な気候

なかちゃん
なかちゃん

今はもう見頃を過ぎたかも

カーブの多い山道をゆらりゆられのんびり進む

聖地巡礼

鞍馬寺

鞍馬寺のある鞍馬山は天狗伝説で有名だけど、牛若丸こと源義経が育った場所とも言われていて、与謝野晶子、そして今話題の源氏物語ともゆかりのある場所

自分のルーツが齋藤(藤原系)にあるということが分かった今、縁あってここに来たんだなぁなどと思いを馳せている間に、鞍馬寺のバス停に到着

バスを降りると、まだ人は少なくお店も空いてないので、とりあえず叡山電鉄の鞍馬駅に行ってみよう

鞍馬駅前には天狗のオブジェ『大天狗』

なんか、昔見た天狗と様子が違うな…と思い調べてみたら、2019年10月18日にリニューアルされてたらしい

それまでの大天狗はこんな感じ ↓

老朽化で大雪の重みで鼻が折れたりしたそうだし、ちょっと強面だからね(汗)

それから、叡山電鉄は3年前の山崩れで通行止めになっていたそうで、復旧した記念に『えんのいし』というのが設置されたそうな

くらま温泉の割引券が配られていたので、今回は行けないけど応援の気持ちを込めて受け取ろう

よし、そろそろ行くとするか
鞍馬寺に!

この階段を登る日が来るとは思わなんだ

仁王門(山門)前には狛犬ではなく

鞍馬寺のサイトにある案内図をご紹介

鞍馬寺ホームページ
山内案内より引用
なかちゃん
なかちゃん

 山麓かいわい!
(2024年の流行語)

全体のルートを見たら気が遠くなってきたけど、とにかく行こう

受付に杖があったので、念のため一本拝借

ケーブルカーで登るルートもあるけど、迷いなく果敢に徒歩ルートへと進む

まずは魔王の瀧

650万年前、人類救済のために金星から鞍馬山に降り立ったといわれている神様『護法魔王尊』

なかちゃん
なかちゃん

ウルトラマンみたいだな

鞍馬寺最大の聖地『魔王殿』という社が大トリに控えているので、そこを目指すぞ!

この先にあるのが由岐神社

そしてこの大きな杉の木は「大杉さん」と呼ばれ親しまれている御神木

空に向かってそびえ立つ

樹齢800年、樹高53mの京都市指定の天然記念物だそうな

なかちゃん
なかちゃん

空の青が鮮やか!

日本三大火祭のひとつ「鞍馬の火祭」は、毎年10月22日夜にここで行われるので、これを目当てに毎年訪れる人もいることから、鞍馬寺のハイシーズンはむしろこの時

義経公の供養塔

子供の頃この鞍馬寺に預けられた牛若丸(源義経)は、天狗に武術を習ったんだってさ

なかちゃん
なかちゃん

鞍馬天狗ってドラマがあったとか
(生まれてないから知らんけど)

そして、いのちの像

午前中は空気が澄んでいて木々の緑も鮮やか

この辺りから上りがきつくなり始めてヒーヒーだったので、気を逸らすために写真を撮る

巽(たつみ)の弁財天社

結構登ってきたぞ

なかちゃん
なかちゃん

めちゃくちゃいい景色

ここで、休憩所のある転法輪堂・洗心亭の売店で、ジジババ(義父母)の健康を祈願してお箸を買ってみた

ようやく着いた~
鞍馬寺の本殿金堂に到着!

なかちゃん
なかちゃん

工事中は逆にレア

鞍馬寺の公式Instagramで、工事が完了したというお知らせがあったのを発見 ↓

本殿の塗装工事が完成しました。半年近くに及ぶ工事となり、ご不自由ご迷惑をおかけしたことをお詫びします。
皆様のご協力のおかげをもちまして、無事完成することができました。心よりお礼申し上げます。ありがとうございます。
美しくなった本殿へのご参拝をお待ちしております。

2024年11月22日 kuramadera_official

建物はこんな感じ ↓

鞍馬寺のご本尊は「尊天」と呼ばれる仏様

尊天は「護法魔王尊」「毘沙門天」「千手観音菩薩」の三体を合わせた総称です

そして、本殿金堂前にある三角形の石が並べられた『六芒星(ろくぼうせき)』『金剛床』と呼ばれていて、宇宙からのエネルギーを受け取ることができるスポットだとか

この中心の三角の中に立つ人が多いけど、ここはさっき紹介した尊天の場所にあたります

鳥居の真ん中は神様の通り道と言われているのと同じようなものなので、ここには立たないようにしましょう

なかちゃん
なかちゃん

楽次の店長さんも仰ってました

なかちゃんも中央を避け一歩下がった位置に立ち、 ようやく来られた報告とご挨拶をして手を合わせました

そして、実はここもパワースポット

本殿金堂の正面には『比叡山』

ここでもゆっくり呼吸をして合掌

このあと本堂にお参りして、お守りの他、白檀のお線香があったのでこちらも拝受

本殿金堂の西側には
護法魔王尊を奉安している光明心殿  

さぁここからが本番だ

元来た道を戻ればなんてこたぁないけど
今回は山越えコース

ここから貴船神社を目指します!

山越え

さぁどんどん行こう

鐘の音につられ行ってみると行列が

なかちゃん
なかちゃん

だいぶ人が増えてきたぞ

与謝野晶子・寛夫妻の歌碑

与謝野晶子の書斎冬柏亭

義経公息継ぎの水

なかちゃん
なかちゃん

たしかにちょっと必要なしんどさ

この山は地盤が硬く、木の根が地下に伸びず地面を這うように伸びるのが特徴

そして、タイトルにも挙げた【聖地巡礼】として、ここを目的に訪れる人も多いパワースポット大杉権現社

思い思いに瞑想などしている様子

なかちゃんもとりあえず休憩のため座ってみる

たしかに木の根に腰掛けてぼーっとする時間は日常にはないので、リセットするには最適な空間

ここまで結構登ってきたなぁ
鞍馬山の山越えも半分ほどきたかと

よっこらしょと腰を上げて周辺散策

木の根道はだいぶ人が入ったのか、根が傷んでいる様子がちょっと残念

外国人団体ツアーのみなさんが、熱心にガイドの説明を聞いてる模様

ぼちぼち先へ進もう

途中、倒木が横たわっててその長さにびっくり

不動明王が奉安されている不動堂

なかちゃん
なかちゃん

この美しさに見入る

すぐそばには義経堂

そしてようやくたどり着いた奥の院 魔王殿

ここが前述した
護法魔王尊が降臨したといわれる場所

オオトリまで到着!

なかちゃん
なかちゃん

背比べ石には気付かず
すっとばしたけどよし

さてここからはというと…山下りが待っている

多少整備されているとはいえ、木の根や岩がゴワゴワしてて、次にどこに足をのせればいいかの迷うほど形状がまちまち

この時、杖のありがたみを実感!

なかちゃん
なかちゃん

転ばぬ先の杖とはこのこと

下を見るとかなりの急こう配

そもそもだけど、なかちゃんがここに来たのは
直傳靈氣の創生の場だから

肇祖(創始者)臼井甕男(うすいみかお)は、鞍馬山に籠って断食した際、雷に打たれたような閃光がからだを貫く体験をしたとか

その後山を下りる時に足の爪をはがすケガをして、とっさに手を当てたところみるみる良くなったという体験をしたことが、手当療法の始まりなんですと

確かにこの急こう配

当時は裸足に草履、山道も整備もされていなかっただろうから、躓くのも無理はない

まぁそのおかげで、わたしたちは山に籠らなくても使えるようになったけどね

なかちゃん
なかちゃん

ありがたいです、ホント

更に勢いで降り始めると、足がガクガクと笑い始める

ガクガクヨレヨレの大腿直筋(だいたいちょっきん)に、思わず笑いが漏れる

なかちゃん
なかちゃん

周りに人がいなくて良かった

そしてどうにかこうにか
貴船神社側の西門に到着!

もうさ、杖に一例して返却しましたよ
どんだけ君に助けられたか

とにかく鞍馬寺もお参りして、
鞍馬山の山越えも無事完遂しました!

なかちゃん
なかちゃん

おつかれ自分!

貴船神社

ちょっと休憩したい気分だけど、先に貴船神社にお参りしてからあとでゆっくりしよう

水占いもやってみた

へぇ、貴船神社が絵馬発祥なんだ

この頃はまだ川床もあったな

なかちゃん
なかちゃん

また来年だね

途中の中宮 結社(ゆいのやしろ)

そして最後は 奥宮(おくのみや)

船の形に石が積み上げられた御船形石

本殿の下には龍穴ってのがあって、決して見てはいけない、上で工事はしてはいけないってゆうルールがあるそうで

そのため権地(ごんち)というこのスペースに、社殿をずらして作業するんやて

本殿の手前には神楽殿

御神木 連理の杉

そして、相生の杉

全てお参りしてコンプリート!

いやぐったり…
ということで、どこかで休もう

といっても、もう決めてある

「貴船で何か食べるなら、なんだかんだ言って結局『伝兵衛』が美味いね」


実は昨日楽次の店長さんから
お店の情報をいただいていたのだ

再び

来た道を戻り『伝兵衛(でんべ)』に到着

そうです
今日も蕎麦です笑

地元の方のオススメは間違いないので、連チャンなんて気にしない

ここも行列だったけど、もう歩くのも疲れたし、他を探す気もないので気長に待つ

なかちゃん
なかちゃん

並ぶ蕎麦屋は絶対美味しい

こちらも30分以上並んで通されたのは、またまた眺めのいい窓側の席

でもここは4人席

順番とはいえ、おひとり様で座るのはいたたまれなかったので、壁側の二人席に変更してもらった

なかちゃん
なかちゃん

昨日十分楽しめたのでよき

まずはお疲れ様の一杯(一本)

「山登りのあとのビールは美味しい」とはよく聞いていたけど、これか!

伝兵衛さんのお蕎麦は、貴船の湧水と福井県大野産のそば粉を使用しているとある

そして、冷たいお蕎麦には喜界島の塩が添えられているんだって

なかちゃん
なかちゃん

これは楽しみ♫

天ぷらとろろ蕎麦を注文

なかちゃん
なかちゃん

おそばが美しい♡

まずはそのままひと口
そして、喜界島のお塩と一緒に

暫しかみしめ、香りと歯ごたえを楽しむ

なかちゃん
なかちゃん

地球に生まれて良かったー!

天ぷらは海老、茄子、舞茸、南瓜、そして薩摩芋と、どれもうまし

アツアツでちょっとやけどしたけど
かまへんかまへん

今回もドロッドロの蕎麦湯をいただき(撮影忘れた)美味しく完食しました!

そしてお会計…

支払いはまさかの【現金のみ】に一瞬固まる

現金はあまり必要ないと思って、スーツケースに入れちゃったよ

足りなかったらどうする?
皿洗いでもするか?など瞬時に思考が高速回転

財布の中にあった現金を数えて、また固まる

なんと支払い金額ピッタリではないか!

わたしは本当に守られている…
心の中でまた合掌

なかちゃん
なかちゃん

いやビール飲まなきゃ
余裕だっただろ

貴船口行きの臨時のバス停までてこてこ歩くと、運良くすぐにバスが来た

なかちゃん
なかちゃん

まじスムーズなんですど

貴船口に着くと、ここから叡山電鉄に乗る人は改札に向かっていく

なかちゃんは元きた道に戻りたいので、国際会館駅行きのバスに乗り換え

またてこてこ歩き、バス停を確認

さほど待たずに乗れそうだなぁと思いふと見ると、行きのバスの中から見た『貴船神社一の鳥居』が目の前に

そうか、貴船神社はここが始まりなんだね
とりあえず最後の記念に撮っておこう

鳥居の横にある梶取社

このあと定刻通りバスが来て、またゆらりゆられて無事国際会館駅に戻りました

京都ひとり旅完結

地下鉄に乗って、五条駅改札内のコインロッカーでスーツケースをピックアップ

再び地下鉄に乗って、京都駅に到着

この頃にはケータイのバッテリー残量が10%台!新幹線までの時間はまだ余裕があるし、とりあえず充電しておこう

コンセントのあるカフェはどこも満席
検索して出てきたのが、京都ポルタの地下一階の西エリアにある『よりみちスクエア

WiFiと充電用コンセントがあって、どちらも無料ってのがありがたい!

しばし旅の疲れを癒しつつ、ケータイも自分もエネルギーチャージ

あとは新幹線で充電しようとほどほどで切り上げ外に出る

鞍馬山の晴天が嘘のような
どんより空の京都タワー

ほんと、お天気に恵まれました

紅葉シーズンの日曜日、次々に到着と発車を繰り返す新幹線ホームは大混雑だったけど、予約した新幹線は定刻通りに発車し東京に到着

ホッとしつつ(帰るまでが遠足です)と心で唱えながら、無事帰宅となりました

これにて、京都ひとり旅完結です

まとめ

今回は最終日3日目の<さとり編>ということで、鞍馬寺、鞍馬山越え、貴船神社のルートを巡った珍道中をご紹介しました

日頃のなかちゃんのグダグダ感が露呈しましたが、ご笑覧いただけましたでしょうか

少しでも、今後のお出かけの際の参考になれば幸いです

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